2024年になり、大阪万博開催まであと1年となっていますが、準備はうまく進められていないようです。
そのため、大阪万博は2025年に開催できず、中止となるのではという声も出てきます。
そこで、この記事では大阪万博が中止となる理由や開催はいつごろになるのか、などについて書いていきます。
大阪万博2025が中止となる理由
大阪万博は、2025年に開催される予定ではありましたが、様々な理由から中止となるのではと言われています。
その理由がこちらです。
- 海外パビリオンの建設事情
- 参加自体の国が出てきている
- カジノとの関係性
- チケットの売れ行きが良くない
それぞれの理由について書いていきます。
海外パビリオンの建設事情
大阪万博の準備が大幅に遅れている理由は、海外パビリオンの建設事情が影響しているからだそうです。
大阪万博は、160ヶ国が参加予定で、そのうち60ヶ国が自前で独自にデザインするパビリヲンを建設することになっているのですが、現在建設しているのは6ヶ国のみとなっています。
そもそも、建設会社が決まっていないという国もあるようです。
万博協会は、2024年10月には外装工事の完了を求めていますが、どこの国も工事完了が難しく、インドネシアは、2024年10月で8割しか完成しないという話も出てきたようです。
参加自体の国が出てきている
大阪万博は160ヶ国が参加予定でしたが、メキシコやエストニアが参加を辞退するなど、今後も辞退する国が出てくる可能性から中止や延期することを求める声が出てきています。
参加辞退は、財政面が大きく影響しているようで、それぞれの国が抱える問題なども影響しているのだと思います。
参加する国が少なくなれば、それだけ盛り上がりにも欠けてくるので、あまりにも参加する国が少ないようであれば、中止や延期をすることになるかもしれませんね。
カジノとの関係性
日本では、カジノは法律で禁止されていることですが、事実上のカジノ解禁法であるIR法が成立したことにより、大阪万博ではIRカジノの建設が予定されていました。
ただ、カジノは、
- 経済効果が期待できない
- 観光と両立はできない
- ギャンブル依存症という有害性がある
といった理由から、反対されていたことが実情です。
大阪万博はカジノ誘致の火付け的な役割を担っていると考える人もいます。
カジノが日本で反対されている以上は、大阪万博の開催をよく思う人は増えないと思われます。
チケットの売れ行きが良くない
大阪万博のチケットはすでに販売されており、2025年4月までに1400万枚を販売する予定だったようですが、2023年12月から販売開始されて、約4.6%しか売れていない状態です。
1400万枚の4.6%は、約64万4000枚なので、相当厳しい状況ということがわかると思います。
まだ時間はあることから、どんどん販売できる可能性もありますが、建設事情などから中止などの可能性を考慮すると、購入しようという人はそこまで多くないと思います。
万博開催までに少しでも多く売れるといいですね。
大阪万博の開催予定はいつ?
大阪万博の開催について一番気になることが、「いつ開催されるのか」ということでしょう。
結論として、現状ではこれまで通り2025年4月の開催を目指していると思います。
ただ、建設事情などから開催ができないとなれば、2年後や3年後の開催となる可能性も十分にあると思います。
明確な開催日は、大阪府などから情報ができるのを待ちましょう。
IRカジノはできる?
大阪万博開催後の2029年にIRカジノができると言われていますが、そもそも大阪万博の成功も危ぶまれている状況では、IRカジノの計画もうまくいくかどうかわかりません。
また、万博の予定地は自然にできた島ではなく、人工的に作った島であることから地盤沈下が危ぶまれるなどIRカジノを作れるのかどうかすらも怪しいです。
カジノそのものが日本で受け入れられたわけでもないため、IRカジノの計画は全て白紙になるということも十分に考えられます。
ギャンブル依存症者を増やさないためにも、日本にカジノは作らないほうがいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、大阪万博2025が中止になると言われている理由などを書いてきました。
大阪万博は、楽しみにしている人も多くいることから、成功させてほしいですが、現状では結構厳しい状況にあります。
無理やり開催するくらいならば、延期をしてしっかりと準備を整えてから開催してもらいたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。